村越レディースクリニック│一般婦人科│月経不順│性感染症│子宮筋腫

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TEL:0422-29-8225

一般婦人科

婦人科とは

一般婦人科のイメージ

女性の身体はとてもデリートで、体内では常にホルモンバランスの変化が起こっており、それが心身の状態に大きな影響を及ぼしています。思春期(月経期)、成熟期(妊娠出産)、更年期(閉経)、老年期と年齢によって、いろいろな変化が生じてきます。その変化の過程で起こってくる症状や病気などを主に診断・治療するのが婦人科です。

女性に特有の症状を診療

婦人科では、月経不順、不正出血、下腹部痛、おりものの異常など、女性に特有の症状を診療します。症状がなくても定期健診により子宮筋腫や貧血が発見されるケースもありますので、まずは婦人科にご相談ください。もし、診察の結果、高度医療や入院加療、手術などが必要と判断された場合には、しかるべき適切な医療機関や専門医へのご紹介をいたします。

こんな症状はご相談ください

月経異常
  • 周期や期間、出血量が通常と大きく異なる。
  • イライラやむくみ、乳房痛、頭痛、ひどい月経痛などの症状が見られる。
  • 思春期になっても初経が来ない。それまで定期的にあった月経が突然無くなった。
不正出血
  • 周期的な月経以外に、不規則な出血がある。
おりものの異常
  • 色や臭いなど性状通常と異なる(正常なら無色透明ないしはクリーム色で、ほぼ無臭)。
腟・外陰部の異常
  • かゆい、赤く腫れる、ただれる、痛む。
  • しこりがある。
  • 性交痛がある。
おなかの異常
  • 腹痛がする。
  • 排便痛がある。
  • 下腹部の痛みや違和感がある。
    ※女性の場合、消化器等の疾患に限らず、子宮や卵管、卵巣の病気によって腹痛が起こるケースもあります。
排尿の異常
  • 尿がもれる
  • 尿が出にくい
  • 尿の回数が多い
  • 排尿時に痛みが走る

婦人科で診療する代表的な疾患・症状

月経不順

正常な月経周期は、28日くらいです。常に一定の人もいれば、多少ずれる人もいますが、一定の範囲内に収まっていれば問題ありません。月経不順の多くは、ストレスを受けて自律神経が乱れ、ホルモン分泌に影響が出るために起こります。

また、体調が悪い場合も、ホルモンの分泌に影響が出ます。しかし、周期が25日より短い(頻発月経)、38日より長い(稀発月経)などの場合は、何か原因があることもあります。

月経不順の治療

月経不順を放っておくと、将来妊娠しにくくなったり、肩こり・頭痛・肌荒れ・のぼせといった更年期のような症状が早く出たり、閉経が早まって骨粗しょう症や生活習慣病のリスクを高めたりします。月経不順になったら、まず自身の生活をきちんと見つめ直すことが大切です。

1日3回栄養バランスのとれた食事を摂って、十分な睡眠をとり、適度な運動を心がけましょう。また、月経不順の大敵であるストレスと上手につき合うことも大切です。月経不順が続くようなら、原因を確かめるためにも婦人科を受診しましょう。

婦人科受診の際は基礎体温表を

月経不順で婦人科を受診する際には、前もって月経日の確認をしましょう。日頃、基礎体温を測っていると、排卵の有無や排卵日、月経予定日、月経不順、妊娠など、自分の体内で起こっている変化やトラブルなどが読み取れるので、体調の把握に役立ちます。健康管理のためにも、可能な限り基礎体温をつけることを習慣にしましょう。

子宮筋腫

子宮の筋肉にできる良性の腫瘍(こぶ)のことを子宮筋腫と言います。こぶの大きさは、小指の先ほどの小さなものから、赤ちゃんの頭ほどもある巨大なものまで、千差万別です。いくつも生じることも、少なくありません。

子宮筋腫の症状と治療

代表的な症状は月経痛、過多月経で、出血量が多いために貧血になる場合もありますが、場所によっては、まったく無症状なケースもあります。治療法には手術療法と薬物療法がありますが、発生した場所や症状によって、治療法はそれぞれ異なってきます。

子宮内膜症

本来、子宮内腔にしか存在しないはずの子宮内膜や子宮内膜様の組織が、なんらかの原因で、子宮内膜以外の場所(卵巣、卵管、子宮周囲の腹膜、時には子宮から遠く離れた肺など)で月経周期に合わせて増殖し、月経のたびに出血を繰り返す病気です。血液が卵巣に溜まった疾患を「卵巣チョコレート嚢腫」と言います。

子宮内膜症の症状と治療

代表的な症状は、強い月経痛で、年齢とともに強くなっていくのが特徴です。一方、自覚症状が無く、内膜症と気づかない人もいます。子宮内膜症の治療法には、薬物療法(IUS:ミレーナ、LEP:低容量エストロゲン・プロゲステロン配合剤など)と手術療法があります。

どんな治療をするかは、年齢や妊娠の希望の有無など、本人がどのようなライフスタイルを選択するかによって異なってきますので、医師とよく相談して決めていきます。

思春期外来

思春期は第2次性徴により心身ともに、子どもから大人へと大きく変化する時期です。身体の成長とともに、卵巣も成長しホルモンバランスや月経周期も規則的になってきます。

  • おりものが多い
  • かゆみがある
  • 初経が来ない
  • 月経不順
  • 月経痛がひどい
  • 性感染症や妊娠が気になる
  • ダイエットで体調を崩した
  • 月経を移動したい
  • 胸が大きくならない

上記のような悩みのご相談に応じております。ご本人やご家族の気持ちを大切にしながら診療いたしますので、安心してご受診ください。

性感染症

性感染症とは

性感染症(STD、STI)とは、性的接触(性交やオーラルセックスなど)を介して感染していく疾患の総称であり、個々の疾患としては様々なものが知られています。クラミジア感染症、性器へルぺス感染症、梅毒、淋病、尖圭コンジローマ、ケジラミ症

性感染症が疑われる症状

下記のような症状がある場合は、性感染症が疑われますので、早めにご相談ください。

  • おりものの量が増えた
  • 性器の痒みがある
  • 性器のにおいが気になる
  • 外陰部に痛みがある など

子宮腺筋症

子宮腺筋症とは、子宮内膜によく似た組織が子宮の筋層内に生じ、増殖してしまう病気です。子宮内膜は、排卵後に受精卵の着床に備えるために厚くなり、受精卵が着床しなかった場合には剥がれ落ち、経血となって月経時に排出されます。

子宮内膜症の場合は、子宮以外のいろいろな場所に組織ができますが、子宮腺筋症の場合は、子宮筋層内にできるという違いがあります。子宮腺筋症の明確な原因は、まだよくはわかっていません。子宮腺筋症の最も多い自覚症状は、激しい生理痛です。子宮が大きくなると膀胱、腸などの周囲の臓器や神経を圧迫して、月経時以外でもお腹や腰が痛むようになります。経血の量が増えることも多く(過多月経)、その影響で貧血になりやすくなります。

子宮腺筋症は30代以上の女性に多い病気で、排尿痛、排便痛、性交痛、不妊などを招くこともあります。また、子宮腺筋症と子宮筋腫は、症状も他覚的所見も似ており、しかもこの両者は合併することが少なくありません。

子宮腺筋症の治療

子宮腺筋症の治療法は、患者さまの年齢、症状の程度、出産希望の有無などによって変わってきます。治療法については、医師とよく相談して方針を決めていきます。

子宮頸管ポリープ

子宮と腟を結ぶ子宮頸管の粘膜が増殖し、子宮口からはみ出して、腟の方に垂れ下がったようになるポリープです。原因は、まだはっきりわかっていません。米粒大~親指大くらいの小さなもので、痛みはありませんが、不正出血がよく見られます。がん化して悪性腫瘍になることは稀です。妊娠を望む方には多くの場合、切除を勧めます。

治療としては、ポリープの根元から切る切除が基本です。切除した組織は病理検査を行い、悪性でないかどうかを調べます。子宮頸管ポリープは、ほとんどが良性です。しかし、よく繰り返しできるので、切除後も定期的な検査を継続的に受ける必要があります。

子宮内膜ポリープ

子宮内膜ポリープとは、子宮の内腔を覆っている子宮内膜から、キノコ状に突出した腫瘍のことです。子宮内膜ポリープの大部分は良性ですが、ごく稀に悪性が見つかることもあります。はっきりとした原因はわかっていませんが、エストロゲン(女性ホルモン)がその形成に影響しているものと考えられています。

子宮内膜ポリープは基本的には、自覚症状の無いケースがほとんどで、そのため検診などで超音波検査やMRI検査等を行った際に、たまたま見つかるケースが多いようです。悪性との鑑別が必要な場合は、早めに手術で摘出します。また、月経過多などの症状がある場合や、不妊の原因としての可能性がある場合にも手術を行います。

治療でポリープを摘出しても再発することがあるため、切除後も定期的な検査を継続的に受ける必要があります。

卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)

卵巣嚢腫は、その中に液体や脂肪が溜まっている軟らかい腫瘍で、卵巣腫瘍の8割以上を占めると言われます。多くは良性です。診察や超音波検査、CT、MRIなどを行い、診断をつけます。

卵巣嚢腫の症状

腫瘍が小さいうちは、まったく自覚症状が出ません。自覚症状が現れるのは、腫瘍が握りこぶしくらいの大きさになった頃からです。腫瘍がほかの臓器を圧迫するため、腹部膨満感や腰痛などが起こります。さらに進行していくと、便秘や頻尿を招きます。

また、外側から腹部にしこりを触れたり、体重が増えたわけでもないのに、お腹だけがぽっこりと膨らんだりすることもあります。不正出血やおりものの増加などの症状がみられることもあります。

また、茎捻転と言って、腫瘍がお腹の中でぐるりと回転して捻じれてしまうことがあります。激しい吐き気、嘔吐を伴う腹痛が起こり、時には意識不明に陥ることもあります。早急の手術を要する危険な状態です。

卵巣嚢腫の治療

良性の腫瘍で、それほど大きくない場合は、定期的に検査をして経過観察をします。腫瘍がある一定の大きさになると茎捻転の恐れが生じるため、原則的に手術をします。手術は、良性腫瘍の場合は、通常は腹腔鏡を使って病巣部分だけを摘出します。

ただし、サイズが大きいものや、画像診断で悪性が疑われるような場合には、開腹手術による腫瘍切除が必要になります。